[映画] 『シュガー・ラッシュ』の感想

映画『シュガー・ラッシュ』のネタバレを含みます。

最近全く映画見に行けておりませんが、(おっさん)ゲーマーとしてこの作品だけは絶対に見逃せない! ということで『シュガー・ラッシュ』見てきました。
お供としてマリオカート大好きタルっ子が数名。
……嘘ですわしの方がお供です。
ああはい何でございましょうタルタルさんたち。なるほどポップコーンとジュースをご所望でございますか。かしこまりました。っていけません! このわたくしめが席までお持ち致しますので……ほらこぼしたー。と大混乱だったんで内容あまり頭に入ってこなかったス。

シュガー・ラッシュ [★★★★☆]

ゲーマーなら誰しも子供の頃(人によっては大人になって以降も度々)考えた事があるんじゃないかと思う、自分がプレイしていない、もしくは電源入ってない間ゲームの中の人って何やってんだろうね! の映像化。
コンセントが複数ささるマルチタップ = ゲーム・セントラル・ステーション。そっから各ゲーム筐体へとトロッコなり電車なりが走ってる。最高。

ところで見に行く前、公開設定・あらすじなどから、これって『蒲田行進曲』じゃね? と予想してました。ラルフが“ターボして”「シュガー・ラッシュ」の世界で色々あってハッピーエンド! までがひとつのゲーム。
だってそうじゃないと辻褄あわない、ように思えたし。……ハッピーエンド後にこのゲームをプレーしてたプレイヤーが映ったりするとちょっと興醒めだニャー (´・ω・`) と。
幸いそうではなくてひと安心だったのですが ―― そうなると辻褄の方が。

「フィックス・イット・フェリックス」は稼働 30 年。
30 年同じゲームに共に出演する、悪役とは言え決して欠かすことの出来ぬ仕事仲間に対し、あそこまで冷たく接することが出来るものなのか。
そう言うプログラムだから、という説明も確かに可能なんですけども、全編通してキャラクター達はそれを超える自我をしっかり持ってるように見受けられます。プログラム = 自我ではなく、与えられた設定と日々こなすべき仕事。お芝居で悪役だからってセレモニーに呼ばない、とか。
しっかりとした自我を持っているにも関わらず、己が同じ状況になるまで他人を慮ることが出来ない、というのがとても“嘘くさい”のですね。これで★ 1 つマイナス。
ヒトってそんなもんだろ、という痛烈な皮肉であれば納得。

それから、中にはプロ意識持って悪役やってる人も居ると思うのです。
と言うか居て欲しいです。
そう言う人もしっかり描いてくれないと、悪役が全てグループセラピーに通ってる、とかなっちゃうと悪役のイメージが。ああほら、タルタルさんが「あれクッパだよね? クッパってかわいそうなの? やっつけちゃだめなの?」とおっしゃっておられましてその。どう説明すりゃ良いの。

そのグループセラピーの主催者がパックマンのグズタってのには笑いました。さすが大ヒットゲームの悪役! 超大物! あとザンギエフ! ってきみ、悪役だったの……? ベガは判るけど。
エッグマンもセラピーに参加してました。その仇敵ソニックは大ヒットゲームらしく随所に登場。ダメージ受けてリング巻き散らかしたところで周囲のおっさん・おばさんゲーマーから密やかな笑い。

悪役に冷たすぎ! そして悪役ハート弱すぎ!
この 2 つを脇に置けば、置くことが出来れば、非常に楽しい作品です。
中でも伏線の回収は見事。ヴァネロペはラルフを知らなかったのになぜアナタは知ってるの? コーラ + メントス。メインキャラが出てこなくても不審に思われない理由。AKB 。
個人的、「今のゲームはなんでこんな殺伐としてるんだ!」的なセリフが胸を打ちました。「こんな高解像度の顔は見たことない……」も心を打ちました。

ヴァネロペがカワイイ。
かわいくてたまんない。
あと泣き虫のわしはしっかり 2 回ほど泣きました。

クライマックスのレースシーン、もっと長く取っても良かったんじゃないかなー。
それを期待してたタルタルさんたち、確かに大はしゃぎではあったけど、若干消化不良気味でもあり。

とりあえずもう 1 回、今度は 1 人で見に行こうと思います。
それから MGS のキャストの誰か、早急に「!」取りにタッパーズ行ってください! 「!」ないとスネークに気づけない!

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