[Film] 『アンダルシア』の感想

映画『アンダルシア 女神の報復』の
ネタバレを含みます。

台風は去ったみたいだし、久しぶりに映画館。
さすが夏休み、お子さまの団体多いぜ……。
ポケモンか、ポケモンなんか!
わしもポケモン見たい;;

アンダルシア 女神の報復 [★★★☆☆]

前作と比較して、ですが ―― 脚本は随分マシに思えましたな。
少なくとも、何も考えず流して見る限り、それほど違和感は感じないかと。「なんで?」となる箇所は各役者さんのお芝居で巧くごまかしてる。というか、誤魔化すために良い(高い)役者さんが必要だった、という事かも。つたない脚本をカバーする演出(とカネの)力は実に素晴らしい。

脚本ですが、全てがダメかと言うとそうではなく、冒頭と大オチはとても良い作り。……肝心要のサスペンスの部分がダメなだけで。
アンダルシアと銘打っておいてアンダルシアほとんど関係ない(計 15 分も映ってなくね?)のはこのシリーズの伝統だと思うことにします。続編あるのかは知りません。

川島の死の意味が判らない。
この人アンドラに何しに来たの? 抗議じゃないの? なんでそうなるの? つか出所を絞りにくくするため洗浄先は分散させるのがそういうのの常套じゃない? 一ヶ所トラブったくらいでムキーってなるって。どんだけ決め撃ちしてんの。
通訳だと言う新藤(黒木メイサ)の行動も同様。特に PC 絡み。PC にそれらが残ってる位で顔真っ青になっちゃうほど稚拙? なんでその場で?

あと有名所を揃えた弊害として、事件の黒幕である人物を純粋な“悪”として描けない。強引にお涙頂戴劇に持って行こうとしてる。黒幕による被害は相当数・額に及ぶだろうのに、幼い頃の体験を引っ張り出してきて「実はこんなことがあったからノーカンだ!」と。いやそんなこと言われましても。
動機やサブタイトルも無理矢理。言い訳にもなってない、言いがかりレベル。
そもそもこの黒幕、別荘に突入されたら“最もこの情報をリークする可能性のある人物”として身元バラされてアウトだよね。これでなぜバレないと思えるのか。序盤の手際の悪さから考えてそれほど頭の良い人物ではないのかも。
とまあ、“黒幕の描き方を致命的に間違ってる”のが今作の最大の失敗だと思います。もう色々台無しです。

個人的、あのシーンでエンドロール、だったら★ 4 つあげても良かったんですが。
全く予想通りで驚きもなかったですね。
アクションシーンがショボいのは、まあ、織田さんももう 40 半ばに差し掛かってるし、衝突・爆発で派手にしようにも違うところにカネ使いすぎたってことで。

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